ホームステイはネイティブと会話ができる貴重な場所です。ホストファミリーと仲良くなってで英語力を伸ばしましょう。留学やワーキングホリデーで海外に滞在する英語初心者の方に「ホームステイ(日常生活の英語・海外)」をお伝えします。

実践的な英語を話すことができる機会

実際に海外で生活をしてみると、ネイティブと会話ができる機会が非常に少ないことに気づきます。

語学学校では先生と話す機会がありますが、大半は留学生同士の会話。語学学校を卒業してからアルバイトをしても、日本人ばかり。

ネイティブがお客さんで来ても、決まった英語しか使わない。シェアメイトにネイティブがいても、生活が合わずに話す機会がない。

こんなことを書くと、ネガティブになってしまいますが、英語が上手になればネイティブと知り合いになる機会ががぐっと増えます。

しかし、英語が初心者のときにネイティブと会話をする機会はほとんどありません。

初心者でもネイティブまたはネイティブに近い英語レベルの人と話すことができ、相手がこちらに関心を持ってくれる。それがホームステイです。

どんなホストファミリーが多い?

ホストファミリーはネイティブ、または移民でその国で生活している人など、幅広いホストファミリーがいます。

日本人だけを受け入れているホストファミリーもいますが、基本的には国籍問わず、いろいろな留学生を受け入れています。

ホストファミリーに子供がいると日本のアニメや漫画が人気なので、そのあたりの話題に詳しいと子供とうまくコニュニケーションが取れることもあります。

ホームステイでの行動

朝早く起きて語学学校に通い、英語ばかりを使い頭が疲れていますが、ここは頑張ってホームステイ先に帰ってからも、ホストファミリーと話してください。

特に食事中は話しやすいので、その日にあった出来事をホストファミリーと共有しましょう。そうすることによって、自分も英語を話せますし、ホストファミリーと仲も良くなり、ホームステイでの生活が快適になります。

食事後も部屋の行かずにできるだけ、リビングなどホストファミリーが集まる場所にいましょう。会話をしたり、一緒にテレビを見ているだけで勉強になります。

初心者の人はホストファミリーと話すことを難しいと感じますが、ホストファミリーはこちらが英語があまり話せないことがわかっていますので、英語が話せないことを気にしないでください。

ホストファミリーと話している間に英語の教材を見たり、辞書を使っても問題ありません。語学学校からの帰りの電車やバスの中で、話す内容を考えておくのもおすすめです。

ホームステイで英語を上達させるために

海外で英語を上達させるためには「積極性」が一番重要です。

日本では控えめや遠慮が美徳とされていますので仕方がありませんが、海外では自分の意志をはっきり言わなければいけません。私もそれに苦労しました。

初めてカナダへワーキングホリデーで海外に行ったときには、恥ずかしいのと自信がないのとで、語学学校ではほとんど発言をせず、ホームステイ先でもホストファミリーとの会話はほとんんどありませんでした。

その反省を生かして、次の国(オーストラリア)に行ったときには積極的に行動しました。そうすると次第に英語も成長し、海外での生活も楽しくなります。

海外では恥ずかしくても、自信がなくても、間違っているのがわかっていても、なんでもかんでも発言した人の英語が上達します。

細かいことは気にしない

英語で会話をしているとき、「文法や発音が間違っていたらどうしよう」考えてしまうかもしれません。

間違っていたっていいんです。私たちは英語が母国語ではありませんから、「こんなに英語が話せてすごいでしょ?」と自信満々で話してください。

「私たちは英語以外の言語を真剣に勉強したことがない。あなたたち留学生は母国語はもちろん、英語もこれだけ話せてすごいよ。自信を持ちなさい」とホストファミリーからよく言われました。

ただ、英文法を元に正確に英語が話せるに越したことはありませんので、勉強は続けてくださいね。

ホームステイが終わったあと

ホストファミリーと仲が良くなると、ホームステイ期間が終わった後でも、連絡のやり取りができ、遊びに行ったり、パーティーに呼んでもらったりしてもらえます。

私は今でもホームステイファミリーと連絡を取っていて、遊びにいったときには泊めてもらったりしています。

せっかくの出会いを大切にしてくださいね。