動詞にはbe動詞と一般動詞があります。英文法の「be動詞」を勉強しましょう。

「○」はGoogle翻訳にリンクしてあり、英語の発音を聴くことができます。

動詞の英語表記:Verb

英語で書かれたテキストで英文法を勉強する場合は参考にしてください。

be動詞とは?

be動詞には「~です」、「~いる(ある)」の意味があります。動詞なのですが、動きを表す表現にはなりません。

「それじゃbe動詞って必要ないんじゃない?」と思いますが、「英語の文には動詞を必ず使う」というルールがありますので、「じゃ、be動詞を使っておくか」という感じになります。

日本語の「~です」

「私は中山です」、「彼女は日本人です」、「彼は俳優です」など、「です」の意味があり、「主語 + be動詞 + 主語を説明する言葉」となります。

日本語の「~いる」、「~ある」

「私は名古屋にいます」、「私のパソコンはリビングにあります」など、人に対して使う「いる」、物に対して使う「ある」の意味があり、「主語 + be動詞 + 場所を表す言葉」になります。

主語によって使い分けるbe動詞

be動詞には、「am」、「are」、「is」があり、主語によって使い分けなければいけません。「私」、「あなた」、「彼ら」など、代名詞(名前を使わずに代わりに使う名詞)につきましては、人称代名詞をご覧ください。

基本的には主語の後にbe動詞が続き、その後に文を説明する言葉を使います。

I(私) + am

「am」は「I」の「私は」専用のbe動詞です。

人称代名詞では「1人称」の「単数」で「am」のときだけ使います。

am
「私は」の「I」が主語

I am Nakayama.
私は中山です。

I am Japanese.
私は日本人です。

I am in Canada.
私はカナダにいます。

You(あなた) + are、They(複数形) + are

「are」は、「あなたは」の「You」と「あなたたち」の「You」、「彼ら、彼女ら、それら」の「They」、「複数の人や物」など、複数形に対して使います。

人称代名詞にでは「2人称」の「単数」と「複数形」で「are」使います。

are
「あなたは」の「You」や複数形が主語

You are beautiful.
あなたは美しいです。

They are kind.
彼らは親切です。

They are on the desk.
それらは机の上にあります。

Hidetoshi and Hiroshi are pure. 

英寿くんと浩くんは純粋です。

Students are honest.
学生たちは正直です。

He(彼) + is、She(彼女) + is、It(それ) + is、人や物の名前 + is

「is」は、「彼」の「He」、「彼女」の「She」、「それ」の「it」、「人や物の名前」の3人称単数(I、You以外で単数形)の場合に使います。

人称代名詞では「3人称」の「単数」で「is」使います。

is
三人称単数が主語

He is in Tokyo.
彼は東京にいます。

She is cute.
彼女はかわいいです。

It is my house.
それは私の家です。

Kaori is happy.
香織さんは幸せです。

短縮形

「I am student.」(私は学生です)、「You are teacher.」(あなたは先生です)、「He is busy.」(彼は忙しいです)など、be動詞を使った英語の文は「’」(アポストロフィー)を使って短縮できます。

I’m student.
私は学生です。

You’re teacher.
あなたは先生です。

He’s busy.
彼は忙しいです。

これら短縮したbe動詞を「短縮形」と呼びます。短縮形は言いやすいため、主に話し言葉で使われます。

同じ意味を表すbe動詞

be動詞を使う場合、その英語の文に使われる「主語」と「補語」(基本的にはbe動詞の後ろの品詞)が、「同じ意味」になります。

主語や補語につきましては、文の構成をご覧ください。

例文

I am Tanaka.
私は田中です。

「I」と「Tanaka」は、同じ意味ですよね?このように「主語」と「補語」が同じ意味になります。

これを踏まえて、このページにある例文をもう一度、確認してください。

am、are、is以外のbe動詞

「am、are、is」以外にもbe動詞はあります。過去や未来について表現する場合です。

詳しくは「過去形」や「未来形」でお伝えしますので、ここではbe動詞の形だけご紹介します。

was
過去形(1人称・2人称)

were
過去形(2人称、複数)

be
未来形