英会話をしているときに相手が何を言っているかわからないと会話が成り立ちません。

スピーキングはやる気で何とでもなりますが、リスニングは日ごろの勉強の差がでます。

英語のリスニング初心者からの勉強法やおすすめの教材を紹介します。

英語のリスニング初心者からの勉強法

リスニングは慣れの部分が多いため、短時間で詰め込んでも上達しません。

少しずつ確実に勉強していきましょう。

英文は聞いた順番に理解していきますので、英文を読むときには決して、英文を戻って意味を考えないでください。

これが癖になってしまいますと後から直すのが大変です。

意味は言葉で考えるのではなく、頭の中でその情景をイメージしてください。
 

どのリスニングの教材でも基本的な勉強法は同じですが、ここではリスニングの教材として、おすすめする「速読速聴・英単語 Basic2400」を例にとってお伝えします。

教材の最初から勉強を始める

通常、リスニングの教材は最初の部分は簡単な英語で構成されていて、徐々に英語のレベルがあがりますので、最初から取り組みましょう。

最初は簡単だと感じても、基礎を固めるつもりで勉強してください。

教材を見ずにリスニング

「速読速聴・英単語 Basic2400」は場面ごとにTopicで別れており、その中に数個の文章があります。その最初の文を聞きましょう。最初の方のTopicの文は3行~5行ぐらいなので、リスニングをしても、1分あるかどうかです。

まずは今の自分がどれだけの英語力、リスニング力があるか確認します。

集中して3回ぐらいリスニングをすると、最初は理解できなかったことも少しずつ聞き取れるようになってきます。

ここでさっぱりわからなくても、安心してください。これから勉強するので、わからなくて当たり前です。

英文を見ながらリスニング

この時点では、わからない英単語があっても気にしないでください。目で追いながらリスニングをします。3回繰り返します。

わからない英単語や熟語を確認する

「速読速聴・英単語 Basic2400」では英文に出てくるほとんどの英単語や熟語の意味と発音記号が載っていますので、確認します。

文法を確認する

「速読速聴・英単語 Basic2400」には英文ごとに「文法・構文」という項目があり、詳しく説明されています。

ここで説明されていない部分は、英文法の参考書を参照してください。

英文を見ながらリスニング

英単語と熟語、文法の意味がわからない前に比べると、英文の意味がわかるようになってきます。

英文訳を見る

英文訳は最後の最後に見ます。最初に英文訳を見てしまうと、全てがわかった気分になってしまい、リスニングの集中力に欠け、英単語や熟語、文法について考えなくなってしまうからです。

教材を見ずにリスニング

ここまでするとリスニングができるようになっているはずです。

まだ「??」の場合は、英単語や熟語、文法、訳を確認しながら、再びリスニングをしてください。

リスニングしながら、英語を声に出して読む

受験勉強だけなら、自分で発音する必要がありませんが、みなさんは英会話で英語が話せるのを目的としているはずです。

実際に発音することにより理解が深まり、スピーキングの練習にもなります。詰まらずにスラスラ読めるようになればOKです。

英単語について

リスニングで出てきた英単語や熟語を少しずつ覚えてください。

毎回、勉強した英文の英単語を覚えます。しばらくすると忘れてしまうかもしれませんが、一度、覚える努力をした英単語は、次に出たときに少なくとも「見たことはある」ぐらいは覚えていますので、再び意味を調べます。それを繰り返して英単語というものは覚えていきます。

英単語を覚えるのに神経質になってしまうと、知らない英単語がたくさん出てきたときにやる気を失くしてしまいますので、知らない単語が出てきても気にしないようにしてください。

 

リスニング初心者の教材の選び方

「リスニングをするときに、実際にネイティブが話す英語の速度で聞かなければ意味がない。ネイティブが通常のスピードで話しているものがいい」という意見がありますが、内容がわからないと、相当のやる気がない限り、途中で挫折してしまう可能性大です。

自分がある程度の理解ができる教材を選び、少しずつレベルを上げていくことが重要です。

30%の内容が理解できるリスニングの教材

自分のレベルに合わせたリスニングの教材を選ぶにあたり、あまりにも簡単な教材を選んでしまうと、英語力が上達しません。

最初は、少なくても30%は理解できる英語のレベルと速度のリスニングの教材で、勉強することをおすすめします。

「学生の頃に勉強した英語をさっぱり覚えていない」という初心者の人でも、中学生で学ぶ範囲の英文法を勉強した後にリスニングの勉強を始めれば、最低でも初心者用のリスニングの教材がなんとなくでも理解できるはずです。

それでも「全然、英語がわからない」という人は、絵本のようにイラストが多く、文字が少ない子供向けのリスニングの教材を使いましょう。

リスニングの教材を選ぶポイント

リスニングの教材を選ぶポイントは以下の通りです。

多くの英単語の意味が載っている

英単語の意味が載っていない、または少ないと辞書を引く手間がかかり、リスニング勉強の効率が悪くなります。英単語を覚えるのも大切ですが、まずはリスニング力を身に付けるます。

英文法の解説が充実している

書き言葉と会話の英語は異なる(または省略)場合がありますので、英文法の解説は重要です。

30%の内容が理解できる

教材の内容の30%ほど理解できれば、少しずつ英語に慣れながら理解力を深めることができます。その後、リスニングの教材もステップアップしていきます。

 

最初のリスニング教材は長い間、使うものなので、自分が見やすく、「このリスニングの教材ならずっと勉強できそうだな」と思うものを使ってください。

リスニング初心者のおすすめの教材

リスニング初心者のおすすめの教材をご紹介します。

速読速聴・英単語 Basic 2400(Z会)

「Z会」は多くの教育教材を提供している有名な会社です。

この「速読速聴・英単語 Basic2400」は、日常生活に必要な英単語やセンテンスが中心になっており、本文の訳、英単語や熟語の訳もしっかりと載っていますので、辞書を引く手間が省けます。

この「速読速聴・英単語」はシリーズ化されており、自分の英語レベルに合わせて選ぶことができるようになっています。

 

「速読速聴・英単語 Basic 2400」の詳細はこちらから確認してください。

速読速聴・英単語 Daily1500

「速読速聴・英単語 Basic2400」を勉強して、余裕があれば、「速読速聴・英単語 Daily1500」をおすすめします。

タイトルに「Daily」とついていますが、日常以外のちょっとした専門用語を中心に組み立てられていますので、新しいセンテンスや英単語を勉強したい人は挑戦してみてください。
 

「速読速聴・英単語 Daily1500」の詳細はこちらから確認してください。


 

英語のリスニング中級者の勉強法

ここからはリスニング中級者の勉強法についてお伝えします。

ネイティブの英語に慣れる

中級ぐらいの英語力があれば、あとはリスニングに慣れるだけです。

全く興味のない英語を長時間、何度も聞くのは苦痛になってしまいます。

次にご紹介するハリウッドスターの英語や世界の英語などを参考に、自分が好きな人が話している人の英語、自分が興味がある話の英語をリスニングしてください。

英語の中級レベルになると、ゆっくりときれいな英語はリスニングができますので、あとは「ネイティブが日常生活で話す英語」に慣れるだけです。

わからない英単語や熟語

リスニングをする英語によっては、わからない英単語や熟語がたくさん出てくることもありますが、できるだけ英単語や熟語の意味、英文訳を見ずにリスニングに集中してください。

毎回、毎回、意味を確認する癖が付いてしまうと、実際の英会話をしたときに、わからない言葉が出てきた時点で思考が止まってしまいます。

わからない英単語や熟語の意味がわからない場合は、意味を何となく予測したり、無視してください。

初心者のころは細かいことを見逃さずに突き詰めて勉強しますが、中級レベルになると細かいことは気にせずに、「まぁ、こんな感じの意味じゃない」と考えることができれば、英会話に強くなります。

中級レベルの人は「細かいことは気にしない」ことが重要になってきます。

リスニングの参考書で「わからない英単語だらけ」という場合は、使っているテキストをやめて、英語のレベルを下げて、それをクリアしましたら、再挑戦してください。

ネイティブと会話をするとき

「ネイティブが日常生活で話す英語」が理解できるようになると、実際にネイティブと話したときに、相手の会話が理解できますので、あとは自分の気持ちを伝える英語を勉強するだけです。

ネイティブと会話をしていると、スピーキングがたどたどしくても、何とかなるものです。ただ、リスニングができないと、相手の話していることがわからないため会話になりません。

リスニングもスピーキングもどちらも大切ですが、ネイティブと会話をするときにはリスニングが一番重要なため、リスニングの中級以上のレベルがあれば、スピーキングが初級レベルでも何とかなります。

ネイティブが通常の速度で話している英語

リスニング初心者向けの教材「速読速聴・英単語 Basic2400」(余裕があれば「速読速聴・英単語 Daily1500」も)を勉強し終わった時には、リスニングに慣れ、英単語も理解でき、英語を読む力も身についています。

次は実際にネイティブが話している速度の英語を体験してください。

ここで重要なのは、「ネイティブが話している英語」だけではなく、あくまでも「ネイティブが日常生活で話している本物の英語」です。

発売されているほとんどのリスニングの教材はネイティブが話していますが、リスニングの教材用に話している英語の場合、とても丁寧できれいな発音なので、かなり聞き取りやすい英語になっています。

これらの教材の英語を聞いただけだと、実際に英会話、特にネイティブと話すときに、「全然、聞き取れない」状態になってしまいます。

いくらTOIECで高いスコアをとっても、海外へ行くと「何を言っているのかさっぱりわからない」という状況が起こるのは、教材用の英語と実際の英語では違いがあるからです。

興味がある内容の英語

「ネイティブが日常生活と同じように話している英語」であれば、どの教材でも勉強になります。

しかし、自分が興味のない人が、興味のない内容をずっと英語で話している英語では、勉強が長続きしません。

中級者のリスニングの教材の選び方の重要なポイントは、「英語を話しているネイティブが誰だかわからない」、「英語の内容が退屈」よりは、「興味がある人が話す英語」、「興味がある内容の英語」の方が圧倒的に英語が身につくということです。

映画が好きな人はハリウッドスターが話している英語、洋楽が好きな人は音楽、政治や経済に興味がある人は大統領の演説や偉人の言葉などです。

できるだけ多くの英語を聞く

中級者になった段階で初めて、「英語を聞き流すだけで、英語が聞き取れ話せるようになる」、「英語圏の赤ちゃんは小さいころから英語を勉強していたので、それと同じようにひたすら英語を聞けば大丈夫」などの謳い文句が使われている英語の教材が力を発揮します。

集中していようが、集中していまいが、とにかく英語に触れます。

特別に「○○の英語が聞きたい」というものがない人は、誰でも知っているハリウッドスターの英語を聞いてみてはいかがでしょうか?

 

リスニング中級者のおすすめの教材

ここではリスニング中級者の教材の選び方やおすすめの教材をご紹介します。

ハリウッドスターの英語

基礎的なリスニング力と英単語力をつけた後は、「ネイティブ同士で話している英語」に重点を置き、ひたすら英語を聞いて、本物の英語に慣れます。

makoは、映画が好きなので「リスニングするならハリウッドスターの英語を聞きたい」と思い、「ハリウッドスターの英語」でリスニングの勉強をすることにしました。

「ハリウッドスターの英語」はハリウッドで活躍している俳優、女優が出演した映画についてのインタビューに答える形式で作成されています。

今のところ、3冊が発売されていて、収録されている俳優や女優は異なりますので、自分が好きな俳優や女優が出ているものを選ぶことができます。

映画好きにはもってこいのリスニングの教材です。

本文の訳、英単語や熟語の訳もしっかりと載っていますので、辞書を引く手間が省けます。

英語の教材をたくさん出版しているアルク企画開発部が出版していますので、内容もしっかりしています。

最初に聞いた時にはほとんど理解できないかもしれませんが、何度も聞いているうちに少しずつわかってきますので、焦らずにじっくりと取り組んでください。

英語に集中できれば一番いいのですが、パソコンを使っている間、料理をしている間、お風呂に入っている間など、ながら聞きでも少しずつ効果を発揮しますので、時間が空いた時に聞いてくださいね。

ハリウッドスターの英語

ハリウッドスターの英語に収録されている俳優(女優)名と映画タイトルはこちらです。

  • レオナルド・ディカプリオ:『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』
  • レニー・ゼルウィガー:『シカゴ』
  • ニコール・キッドマン:『めぐりあう時間たち』
  • ユアン・マクレガー:『恋は邪魔者』
  • キアヌ・リーブス:『マトリックス』
  • アーノルド・シュワルツェネッガー: 知事選出馬
  • メグ・ライアン&ジェーン・カンピオン:『イン・ザ・カット』
  • ジュリア・ロバーツ:『モナリザ・スマイル』
  • アンジェリーナ・ジョリー:『テイキング・ライブス』
  • イライジャ・ウッド:『ロード・オブ・ザ・リング』

ハリウッドスターの英語の詳細はこちらで確認してください。

ハリウッドスターの英語2

ハリウッドスターの英語2に収録されている俳優(女優)名と映画タイトルはこちらです。

  • オーランド・ブルーム:『キングダム・オブ・ヘブン』
  • ニコール・キッドマン:『奥さまは魔女』
  • ジム・キャリー:『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』
  • ハル・ベリー:『ゴシカ』
  • ナオミ・ワッツ:『夫以外の選択肢』
  • キアヌ・リーブス:『コンスタンティン』
  • ジョニー・デップ:『チャーリーとチョコレート工場』
  • キーラ・ナイトレイ&トニー・スコット:『ドミノ』
  • ユマ・サーマン:『プロデューサーズ』
  • ジョージ・クルーニー:『シリアナ』

ハリウッドスターの英語2の詳細はこちらで確認してください。

ハリウッドスターの英語3

ハリウッドスターの英語23に収録されている俳優(女優)名と映画タイトルはこちらです。

  • ヒラリー・スワンク:『ミリオンダラー・ベイビー』
  • ヒュー・グラント:『アメリカン・ドリームズ』
  • スカーレット・ヨハンソン:『タロットカード殺人事件』
  • ヘレン・ミレン:『クィーン』
  • オーランド・ブルーム:『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』
  • ブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリー:『マイティ・ハート』
  • ダニエル・ラドクリフ&エマ・ワトソン:『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』
  • ケイト・ブランシェット『エリザベス:ゴールデン・エイジ』
  • ジョージ・クルーニー:『フィクサー』
  • ジュード・ロウ&ノラ・ジョーンズ&ウォン・カーウァイ:『マイ・ブルーベリー・ナイツ』

ハリウッドスターの英語3の詳細はこちらで確認してください。

ダボス会議の英語

世界の英語は、世界経済フォーラムの年次総会であるダボス会議から、世界20カ国、26人の英語スピーチが収録されています。

ちょっと難しい内容のようですが、それほど難しい英単語や言い回しを使っていませんので、基礎さえしっかりとできていれば、大丈夫です。

この教材の良いところは、アメリカやイギリスだけではなく、世界各国の英語が聞けることです。

カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、イギリスなど英語を話す国では多くの移民がいますので、単純にアメリカ英語、イギリス英語だけではなく、出身国独自の訛りがあります。

 

この教材で世界の英語が勉強できます。

 
 

今回は、英語のリスニング初心者からの勉強法とおすすめの教材を紹介についてお伝えしました。