日本語にはないため、日本人にはちょっと難しいのが「a」や「an」、「the」を使う冠詞です。英文法の「冠詞」を勉強しましょう。
「○」はGoogle翻訳にリンクしてあり、英語の発音を聴くことができます。
冠詞の英語表記:Article ○
英語で書かれたテキストで英文法を勉強する場合は参考にしてください。
a、an
名詞には数えられる名詞(可算名詞)と数えられない名詞(不可算名詞)があり、数えられる名詞(可算名詞)の単数形で、初めて話題に出てくるものを表す場合には、名詞の前に「a」や「an」をつけます。
母音(a、i、u、e、o)で始まる可算名詞には「an」をつけ(例外もあります)、子音(母音以外)で始まる可算名詞には「a」をつけます。
- There is a cat. ○
- 猫がいます。
- ・「世界中に何匹もいる猫のうちの1匹」という意味
- He has an apple. ○
- 彼はリンゴを持っている。
- ・「世界中に何個もあるリンゴのうちの1つ」という意味
- My father is a teacher. ○
- 私の父は先生です。
- ・「世界中に何人もいる先生のうち1人」という意味
the
「会話の中ですでに話題に出てきたもの」、「会話の中で初めて出てきてもお互いに何のことだかわかるもの」、「1つしかないもの」に「the」を使います。
会話の中ですでに話題に出てきたもの
2回目にその言葉が出てきた場合「その~」という意味で「the」を使います。
- There is a dog. The dog is cute. ○
- 犬がいます。(その)犬はかわいいです。
会話の中で初めて出てきてもお互いに何のことだかわかるもの
話している人同士が言わなくてもわかることは「the」を使います。
- Please opend the window. ○
- (その)窓を開けてください。
- I met him at the station. ○
- 私は彼と(その)駅で会いました。
1つしかないもの
1つしかないものには「the」を使います。
- The sun. ○
- 太陽
- The pacific ocean. ○
- 太平洋