英語には単数形と複数形、数えられる名詞と数えられない名詞があります。英文法の「名詞(可算名詞)」を勉強しましょう。
「○」はGoogle翻訳にリンクしてあり、英語の発音を聴くことができます。
名詞の英語表記:Noun ○
英語で書かれたテキストで英文法を勉強する場合は参考にしてください。
数えられる名詞、数えられない名詞
冠詞を勉強するのに必要な「数えられる名詞」と「数えられない名詞」を先に勉強します。
日本語にはありませんが、英語では、数えられる名詞のことを「可算名詞」、数えられない名詞のことを「不可算名詞」と呼び、可算名詞の単数形(1つ)には「a」や「an」を前につけ、複数形(2つ以上)には最後に「s」をつけます。不可算名詞は数えられないので何もつけません。
ある程度は意味を考えると「これが可算名詞、これが不可算名詞」と分けることができますが、明確な基準を作るのは難しいです。英語のネイティブはも感覚で使っていることが多いです。
可算名詞(数えられる名詞)
可算名詞とは、「1つ」とはっきりわかるものです。ただ、日本人の感覚だと数えられるのに英語だと数えられないということもよくあります。
可算名詞の単数形には「a」や「an」をつけ、複数形には「s」をつけます。
もの
pen(ペン)、apple(リンゴ)、dog(犬)、book(本)、beetle(カブトムシ)、car(車)、computer(コンピューター)、desk(机)など。
動物や虫の名前、果物や野菜の名前、建物や場所の名前など。
見ることはできないが「1つ」とわかるもの
lesson(授業)、idea(アイデア)など。
日付に関するもの
day(日)、month(月)、year(年)など。
時間に関するもの
second(秒)、minute(分)、hour(時間)など。
複数形 たくさん~、いくらかの~、少しの、ほとんどない
可算名詞を複数形にする場合には語尾に「s」をつけます。複数形に「たくさん~」「少しの」をつける表現もあります。
「many」と「a lot of」は同じ意味です。「a lot of」と「some」は可算名詞、不可算名詞の両方に使えますので便利です。
- apples ○
- リンゴ(複数形)
- many apples ○
- たくさんのリンゴ
- a lot of apples ○
- たくさんのリンゴ
- some apples ○
- いくらかのリンゴ
- a few apples ○
- 少しのリンゴ
- few apples ○
- ほとんどないリンゴ